• 小鳥遊書房

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Details of the book書籍詳細

新刊
ヘミングウェイ批評:三〇年の航跡
  • 〈ヘミングウェイという大海原〉縦横無尽に航海(=研究)してきた「日本ヘミングウェイ協会」三〇年のエッセンスがこの一冊に凝縮!
    著者・訳者
    編著:日本ヘミングウェイ協会プロフィール
    ジャンル 英米文学(評論)
    出版年月日 2022年4月8日
    ISBN 978-4-9098812-83-4
    判型 A5判上製
    ページ数 490
    定価 本体4,400円+税
    在庫 在庫有り

    〈ヘミングウェイという大海原〉を、作家的、そして作品的アプローチによって、縦横無尽に航海(=研究)してきた「日本ヘミングウェイ協会」三〇年のエッセンスがこの一冊に凝縮!

    学会誌『ヘミングウェイ研究』
    創刊号〜第20から選りすぐった論文
    全表紙と目次も収録

    ◉まえがき日本ヘミングウェイ協会の源流と活動を顧みて(島村法夫

    ———————

    ◉海図ヘミングウェイ研究の三〇年小笠原亜衣

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    【特別寄稿】
    ◉ヘミングウェイ—作家の「知的な」振る舞いと美学(今村楯夫

    ———————

    【特集論文】

    ◉不況時代のアメリカ—『持つと持たぬと』の背景(千葉義也

    ◉ヘミングウェイと記憶の中のミシガン
    島村法夫

    ◉アンドロジニー論のゆくえ—ハドレーと二人のキャサリン(前田一平)

    ◉「エリオット夫妻」のセクシュアリティ谷本千雅子

    ◉「スペイン」を巡る「物語」
    Ken"The Old Man at the Bridge" を中心に(長谷川裕一

    ナルシスティック/シネマティック・ゲルニカ
    —ヘミングウェイ、イヴェンス、『スペインの大地(塚田幸光

    ◉戦場へのレクイエムatomic jokesと『河を渡って木立の中へ』(柳沢秀郎

    ◉Hemingway's Acceptance in ChinaA Historical ViewpointJun Lu

    ◉ヘミングウェイの語りの文体倉林秀男

    ◉偽装された主人公—話法から読み直すFor Whom the Bell Tolls新関芳生

    ヘミングウェイの詩と文体真鍋晶子

    ◉ヘミングウェイのヴァナキュラー・スタイル
    —『誰がために鐘は鳴る』、人種、WPA(辻秀雄

    ◉ジェイムズ、ヘミングウェイ、覗きの欲望高野泰志

    追憶のパリ
    —死後出版作品群における「1920年代パリ」の記憶とその機能(フェアバンクス香織

    瞬間の生、永遠の現在
    —“パリのアメリカ人”ヘミングウェイとバーンズの移動性(小笠原亜衣

    ———————

    【投稿論文】

    ◉エモーションの換気とその持続
    —「大きな二つの心臓のある川」を中心に(大森昭生

    ◉交差する言語と身体
    —「白い象のような山々」における発話の行為遂行性(辻(古谷)裕美

    ◉人種的視点から見た20年代パリとヘミングウェイ
    —『日はまた昇る』に見るヘミングウェイの人種意識(本荘忠大

    ◉『日はまた昇る』から消された黒人の声
    —創作過程と時代状況から考える(中村亨

    The Bull and the Matador
    Death in the Afternoon as Hemingway's Investigation of Death
    Masaaki Wakamatsu

    ◉「大きな二つの心臓のある川」再読
    —「黒いバッタ」と「茶色のバッタ」(長尾晋宏

    サウンド・アンド・サイレンス
    —『日はまた昇る』における「音」の機能(勝井(戸田)慧

    ◉コーンの鼻はなぜ平たくなければならないのか
    20世紀初頭のアメリカにおける混血恐怖と美容整形術を中心に(中村嘉雄

    彼女たちを語らなかった彼をどう読むか
    —ヘミングウェイ作品における女性インディアン表象再考(田村恵理

    ———————

    『ヘミングウェイ研究』創刊号〜第20号の目次と表紙

    ———————

    ◉あとがき進水と航跡(前田一平

    索引

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2020 TAKANASHI SHOBOU

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