• 小鳥遊書房

    • Twitter
    • facebook
    • Twitter
    • facebook

Details of the book書籍詳細

近刊
増補新版 ガメラの精神史
昭和から平成、そして令和へ
  • 昭和から令和まで、時代や社会に応答してきたガメラ映画を総括する文化史!
    著者・訳者
    著者:小野 俊太郎プロフィール
    ジャンル 映画、特撮、批評
    出版年月日 2026年5月12日
    ISBN 978-4-86780-104-8
    判型 四六判並製
    ページ数 260頁
    定価 価格(本体2,000円+税)
    在庫 予約受付中

    なぜ「亀」なのか……?

    今まで作られた『大怪獣ガメラ』から『小さき勇者たち〜ガメラ〜』、2015年のガメラ予告編、そしてアニメーション作品『GAMERARebirth』までの全作を扱い、時代や社会に応答してきたガメラ映画を総括する文化史!

    *第8章「ガメラ再誕」を増補!

    はじめに 空飛ぶ亀の物語
    昭和ガメラから平成ガメラへ/ガメラとゴジラの相互関係本書の構成と内容

    第1章 最初の三部作の戦果 

    1 『大怪獣ガメラ』と冷戦時代の怪獣
    冷戦時代の怪獣として/北極海から日本本土へ/なぜガメラは亀なのか/エネルギーと怪獣ガメラ/亀マニアとガメラ地球の外へとガメラを捨てる
    2 『大怪獣決闘 ガメラ対バルゴン』と戦後からの脱却
    戦争のトラウマと大人向けガメラ/オパールとエキゾティシズム神戸から大阪へ/琵琶湖への誘導/過去の訂正としての物語
    3 『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』と日本列島の改造
    好敵手ギャオスの登場/日本列島の改造/ギャオスを撃退するもう一つのガメラとギャオスの戦い
    4 昭和三部作の特徴
    怪獣映画としての差別化/姉と弟の大映

    第2章 昭和シリーズ後半の戦い
    1 『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』と宇宙志向
    宇宙への志向/子ども中心の映画へ/二者択一と人類の存亡水棲怪獣バイラス
    2 『ガメラ対大悪獣ギロン』と反地球
    第十惑星の存在/番犬ギロンと生き残りの宇宙人/子どもの嘘と信念
    3 『ガメラ対大魔獣ジャイガー』と大阪万博
    世界万国博覧会/太陽の塔とムー大陸の怪獣/ガメラの体内
    4 『ガメラ対深海怪獣ジグラ』とガメラ映画の終焉
    ガメラ最後の戦い/海洋汚染と鴨川シーワールド

    第3章 湯浅ガメラの戦果
    1 湯浅演出の特徴
    特撮と人間ドラマの一体化/画面のつなぎと計算/子どもへの信頼逆転の高橋脚本/主題歌と劇伴音楽
    2 昭和ガメラと昭和ゴジラの比較
    怪獣ブームの凋落/昭和ガメラと昭和ゴジラの類似と違い湯浅監督と関沢新一/大映の最後を飾る

    第4章 ガメラの継承と復活
    大映から徳間へ/テレビへの移行/大映の特撮と造形ガメラの復活と失敗/八〇年代の変化のなかで

    第5章 平成ガメラ三部作の戦果
    1 『ガメラ 大怪獣空中決戦』と原発時代の怪獣
    ガメラ再始動/原爆から原発へ/ギャオスと繁殖子どもから少女へ/福岡ドームと東京タワー/人間からの視点の復活
    2 『ガメラ2 レギオン襲来』とネットワーク社会
    地球外から飛来するもの/一つにして多数/地球植民化計画ネットワークの時代へ/ガメラと地球(ガイア)
    3 『ガメラ3 邪神覚醒』と被害者の呪詛
    被害者としてのヒロイン/柳星張と南明日香村/イリスの誕生ゲーム世界とマナ/イリスとの京都での戦い/エンディングをめぐって

    第6章 金子ガメラの戦果
    怪獣=アイドル論の系譜/美女か巫女か/金子版ゴジラへの継承

    第7章 角川映画としてのガメラ
    大映資産の継承とリメイク/少年映画として怪獣特撮映画として/期待をいだかせた予告編

    第8章 ガメラ再誕
    ガメラをリバースするまで/ゴジラとの対抗/ジュヴナイルという王道/怪獣プロレスの復活/境界をめぐるドラマとして/個人と人類の幼年期の終り

    おわりに 昭和から平成、そして令和へ

  • ご注文

2020 TAKANASHI SHOBOU

Pagetop