戦後80年、
ユダヤの記憶は
いかに継承されてきたのか
ソール・ベロー、バーナード・マラマッド、フィリップ・ロスから
ボブ・ディランやダラ・ホーン、ニコール・クラウスの文学や音楽、
そして、数多のユダヤの(ポスト)ホロコースト映画は、
どのように記憶の忘却に抗い、継承してきたのか?
「身体」「家族」「犠牲者」「語り」「移民体験」などを鍵語に
ユダヤの集合的記憶の表象を読み解く。
はじめに(大場 昌子)
ユダヤ系アメリカ文学に見られる〈集合的記憶〉の系譜
——身体を契機として(坂野 明子)
ユダヤ系アメリカ人の記憶の場
——ソール・ベローの『犠牲者』の家(井上 亜紗)
ボブ・ディランとユダヤの記憶
——「ネイバーフッドの暴れ者」に描かれたユダヤ共同体の現在地
(西貝 真紀)
現代ユダヤ系アメリカ文学における記憶の創造的継承
——ニコール・クラウスとダラ・ホーン(大場 昌子)
継承される記憶、変容する表象
——二十一世紀ホロコースト映画をめぐって(伊達 雅彦)
あとがき(坂野 明子)
索引
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